・若林先生
・小宮先生
本日の発表内容:
■発表時間:10分(600秒)
・最終的に提案する製品を「製品を扱う」という「ターゲットユーザと製品の対話」
に着目し、【製品を通してユーザに提供する体験】をペーパープロトタイプをベースに
表現し、プレゼンテーションを行ってください。
・各シーン(1画面等)でユーザに提供する体験全てを提供できる要素があるかの検証
・おそらく動的な(変化のある)要素があると思われますが、この要素を
フィルムループを用いて動きやインタラクションが説明できるDirectorファイルを
作成してください。
プレゼンテーションが出来なかった学生さんへ:
今回、プレゼンテーションに間に合わなかった学生さんは、次回以降も発表の場をもうけますので、プレゼンテーションが準備できしだい、申し出てください。なお、毎回指示している発表を行う上で、前のステップにもどって検討をすることもあると思います。その際には、前のステップの発表をすることを妨げません。
ユーザと製品の対話3(インタラクション)を状態(画面)遷移図で記述する目的に関して:
■デザイナ自身の検討ツール
近年複雑化する製品は、曖昧なレベルでデザインを行うと、その挙動そのものが破綻してしまう恐れがあります。「ユーザの体験」の変遷を基本に全ての「状態」をまず検討し、その後、全ての状態がどのようにつながるのかといった「遷移」の検討にうつるのが、効率的なデザインプロセスと考えられます。
■デザイナとエンジニアさんのコミュニケーションツール
デザイナがエンジニアさんに、製品等の細かな挙動等を伝達する為の手段の代表的な手法と言えます。ユーザとの対話(インタラクション)は製品の使用感(使い勝手や使い易さ)を決定付ける要因であり、細かなユーザとのやりとりの積み重ねによりその印象が決定します。この細かな挙動を、適確にエンジニアさんに伝達し、単なる見た目や概念としての使い方を提案するのみにとどまらず、ユーザの体験全てをデザイナとして責任をもってデザインする為のツーツと捉えましょう。(第5回のインタラクションシナリオで検討した《ハードウエア的ボタン要素》、《アイコン的視角要素》や《ユーザへフィードバックされる何らかの要素をアイコン化した要素》を再考する機会とも捉えてください。)
次回まで(第9回 - 12月8日)の課題:
■提出物の内容
・最終的に提案する製品を「製品を扱う」という「ターゲットユーザと製品の対話」に着目し、
【製品を通してユーザに提供する体験】を状態(画面)遷移図(1つのPDFファイル)
で表現し、プレゼンテーションを行ってください。
・想定する全ての「状態」に「遷移」できるかの検証
Commonサーバ/ 提出 / 総合実習3(張柿山) / 09_状態遷移図に提出する
提出ファイル形式(pdfファイル)
提出ファイル名(学籍番号.pdf)
提出ファイルサイズ上限(5MB以内)
*
Acrobat の別名保存等で、ビットマップ系のデータの画質を調整することで
ファイルサイズを適切にするようにしてください。
企業実習について:
製品系、モノづくり系のデザイン職に関する就職活動に関して
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