札幌市立大学 タイム・スペースシェアリング型地域連携による地域創成デザイン研究
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研究概要

  本研究は、大学の機能や効用を活かした「拡張キャンパス型地域連携プログラム(以下ACPと略記)」により、大都市の持つ資源やパワーを周辺過疎市町村に効果的に適用させるしくみづくりをめざすものです。周辺過疎市町村の自律的な活性化を促し、同時に大学における教育効果を高めるためには、どのような課題を解決し、どのようなプロセスを経るべきかを、ACPの実証実験により解明します。
 研究対象フィールドは北海道地域とし、大都市として札幌市、周辺過疎市町村として有珠郡壮瞥町を取り上げます。具体的には札幌市内に立地する札幌市立大学とその連携関係にある大学、そして壮瞥町とその周辺市町の住民や産業界の連携によるACPの運用を通して、若年層を中心とした連携地域間の人的交流の促進、地域産業の活性化、住民のウェルネス向上を図ります。
 本研究で得られる成果は、札幌市立大学がめざす「地域創生デザイン学」の方法論の確立と体系化に活かします。

 

日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
「拡張キャンパス型地域連携」による過疎市町村の自律的創生デザイン研究

(研究経費:36,140,000円)
研究代表者:蓮見孝