製品の魅力を構成する1要素として考えられるものに、「ユーザの体験」が上げられます。この体験は、製品と人との対話であり、インタラクション(相互作用)により形作られます。
近年のデザインの考え方は、モノのデザイン(名詞のデザイン)から、コトのデザイン(動詞のデザイン)にシフトしています。
技術、商品や現状のマーケットを前提とするモノづくり 名詞のデザイン |
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人間(生活)を起点とするモノづくり/コトつくり |
例えば、「体重計(名詞=モノそのもの)をデザインしよう」ではなく、
「体重を測る(動詞=コト)をデザインしよう」の姿勢でデザインを行う必要があります。
「この動詞にあたるものをデザインすること」を、「インタラクションをデザインすること」と捉えるのが分かり易いと考えられます。