デザインと感性工学 International Conference on Kansei Engineering and Emotion Research 2007
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はじめに

感性とは?

 「感性」とは、ひらめき、直観、快不快、嗜好、好奇心、美意識、感情、感受性、愛着、創造力などを含んだ脳の高次機能を意味します。

開催目的

 この会議は日本感性工学会(JSKE)が主催し、韓国感性科学会(KSOES)ならびに欧州のデザインと感情学会(D&E)が共催して開催する国際会議であり,今回メインテーマとして「東西が感性、感情、感受性をテーマに出会う」を掲げ、これまでの自然科学が避けてきた「ヒトの感性と感情」が、生活・文化・社会・産業において重要なはたらきを成していることを、東西の研究者が発表しあって議論し、交流することを目指しております。

意義

 日本感性工学会と韓国感性科学会は,広く感性工学に関する調査・実験・研究成果を相互発表することを通じて、東西の感性、感情、感受性に関する学術研究の進歩発展に寄与することを目的とする国際学術団体であり,とりわけ、日本における「感性研究」は、製品開発、繊維科学、デザイン学、心理学、情報工学、感性哲学、脳生理学、ロボティクス、インタフェース工学など広領域に展開しており、世界において独特の研究成果を生み出しつつあります。
”Kansei Engineering”という用語も、アジアはもとより欧米でも用いられるようになり、世界の注目を集めております。今回の共同セミナーにより、両国の感性研究が持続的ネットワーク拠点として国際的に認識されることに大いなる意義があります。

日本が韓国、欧州と国際会議を行う必要性

 現在、日本感性工学会と韓国の感性科学会の感性研究は世界で最も活発に行われております。その研究成果が製品開発、感性計測技術、感性機械設計、感性データベース、感性システム組み込みモデル、感性ロボティクス、感性繊維工学、感性デザイン、感性社会学、感性哲学などの学術成果をもたらしております。
一方で、欧州も”Design & Emotion”学会が感性に関する横断的研究をアクティブにすすめております。わが国と韓国、欧州の感性研究者が一同に介して感性に関する差異を語り合い、感性研究の特徴を東西の世界に知らしめることは重要な役割を果たすと思います。

期待される成果

 わが国の「感性」という言葉は、極めて包括的な意味を有しておりますが、この国際会議において、東西の感性がどのように学術的な意味で相違があるかを認識することは文化、社会、産業、生活面で大きな成果になるに違いないと確信します。
なお、口頭発表の論文は、希望があればジャーナルへの応募をしていただいて、審査委員会による審査の上ジャーナル(KEI)に掲載されることが可能です。

What's New / Updated

主要日程

2007.10.10〜12
 開催期間
2007.9.30
 参加早期登録締切
2007.9.13
 ファイナルペーパー投稿締切
2007.8.17
 フルペーパーの採択通知
2007.7.30
 フルペーパーの投稿締切
2007.6.30
 アブストラクトの採択通知
2007.6.25
 アブストラクトの投稿締切

本会議の特徴

第9回日本感性工学会大会
‐感性情報による価値創造‐(2007.8.1工学院大学(新宿))に投稿した和文論文を、査読を経て 専門の業者の翻訳(有料)によって、和文のまま投稿をすることが できます。ふるって御発表ください。(審査プロセス